第85回北海道大家塾『コロナ禍からの復活!!2024民泊最前線~かつての知識はもう役には立たない~』『入居率UPの鍵は大家会にあり?「普通の賃貸オーナー」vs 「大家会の賃貸オーナー」』

第85回北海道大家塾

第85回北海道大家塾は、3月30日(土)に札幌駅最寄りの北農建設会館に会場を設け、会場セミナーに73名、You Tube ライブ(限定公開)同時配信によるWEBセミナーには81名の計154名が参加の中で開催されました。

 

メインゲストに株式会社MASSIVE SAPPORO (マッシブサッポロ) 代表取締役 川村 健治氏をお迎えし、『コロナ禍からの復活!!2024民泊最前線~かつての知識はもう役には立たない~』と題して、インバウンド回復によって再び注目度を高める民泊の基礎知識や、儲かる物件の見極めポイントなどをお話いただきました。

 

お役立ちセミナーでは、『入居率UPの鍵は大家会にあり?「普通の賃貸オーナー」vs 「大家会の賃貸オーナー」 特別企画 北海道大家塾会員オーナーとの比較』というテーマで、式会社リクルート 販促領域プロダクトマネジメント室(住まい) 新規プロダクトマネジメントグループ 松本 龍二氏にご登壇いただきました。

毎年北海道大家塾にご登壇いただき、不動産関連の膨大な統計結果を公表いただいている松本さんに、大家会に参加している目的や実際の効果、大家会の中での入居率の高いオーナーはどんな特徴や傾向があるのかについてもお話していただきました。

 

サポートパートナーの企業紹介では、新しく北海道大家塾 サポートパートナーに加入いただいたKnees bee税理士法人さんをご紹介。

 

リフォーム・リノベーションの株式会社朝日リビングさんと、ガスと電気の北海道ガス株式会社さんの2社にもPRしていただきました。

 

またサポートパートナーブースにて、参加者様からの質問等にお答えいただきました。

 

 当時の告知ページはこちらです。

原田塾長と講師の松本龍二さん・川村健治さん
北海道大家塾
一般財団法人日本不動産コミュニティー 認定勉強会

第85回北海道大家塾 セミナー風景

メインゲスト 川村 健治 氏
メインゲスト 川村 健治 氏
お役立ちセミナー講師 松本 龍二 氏
お役立ちセミナー講師 松本 龍二 氏

サポートパートナー企業紹介
サポートパートナー企業紹介(北海道ガス)
サポートパートナー企業紹介
サポートパートナー企業紹介(朝日リビング)


【メインゲスト】講師紹介

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役 川村 建治 氏

川村 建治 氏(Kawamura Kenji

 

 

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役

 

株式MASIVESAPPORO
 https://massivesapporo.com/works/

 https://ecrowd.co.jp/projects/22

 

 

 

 


コロナ禍からの復活!!

2024民泊最前線~かつての知識はもう役には立たない~


第一部講師 渡邊 浩滋 氏
第一部講師 渡邊 浩滋 氏



メインゲスト 講師資料 
メインゲスト 講師資料 


メインゲスト 講師資料 
メインゲスト 講師資料 


メインゲスト 講師資料 
メインゲスト 講師資料 


「コロナ禍の2年間、逃げ出したくなる夜もあったけれど、多くの方に支えられ踏ん張れば必ずチャンスのときが来ると思いながら続けて来ました。」

 

と、ご挨拶された株式会社MASSIVE SAPPOROの代表取締役 川村 健治さんは、2013年から民泊や無人ホテルのプロデュースなどを行い物件を再生し続けています。

 

東京で働きながら、浅草のシェアハウスに住んでいたときが人生で一番楽しい日々だった。

これを地元でやれば札幌がもっと素敵になる!!

シェアハウスで、人々の人生がより良く変わることを実現したい。

 

という思いから札幌に戻り起業し、現在の株式会社MASSIVE SAPPOROのスタートとなりました。

 

シェアハウスに情熱を燃やして来ましたが、2013年頃シェアハウスの運営は安定はしていたけれど思ったより儲からないと、新しい何かを模索する中で、オンライン宿泊予約プラットフォームairbnbを知り、気がついたら民泊にのめり込んでいきました。

家賃3万5000円しか取れない部屋が、1ヶ月20万稼ぐこともあるというのが魅力だったそうです。

 

 

2013年から民泊の世界に居続けた川村さんは、最初にいくつものデータから経済予測民泊の社会的意義、労働人口減少・空き家問題・利回り低下に対するに対する解決策についてお話をしてくださいました。

 

 

また、民泊を一般的なものにした立役者airbnbは、賃貸アパートとは違って良いレビューが増えれば、建物が古くても人気が出るなど努力の余地があることが面白く、いかに差別化するか、ゲストに喜んでもらえるかが大切だそうです。

  

 

株式会社MASSIVE SAPPOROは「北海道を愉快に楽しくMASSIVEに」

を企業理念に、様々な国のスタッフが世界中に居住しながら日本中の運営に携わっています。

 

繁忙期と閑散期のバランスを平準化しながら、儲かるか・やれるかなどを素早く判断した後にお客様と役割を分担し、ワンストップでのプロジェクトを進行させ、宿泊価格の設定や緊急駆けつけを行いながら民泊として運営していく形をしっかり作って行きます。

 

多くの施設を手掛けてきた川村さんは、民泊物件を手掛ける前からほぼ答えがわかっているケースが多く、 

 

・規模が小さいなど「儲からない物件をいかに避けるか」が勝負

 

・大切なのは稼働率よりも宿泊単価やLOS(滞在日数)

 

・清掃料を抑えるために1泊2日をいかに避けるか

  

・外国人の目線だとどう見えるか

 

など、民泊を行う上で大切なアドバイスをたくさんいただきました。

 

 

後半の質疑応答の時間では

 

住宅宿泊事業法により180日の営業日数制限がある中で、どのように宿泊の日数を分散させているのか。

鍵の受け渡しはどのような方法があるのか。

海外のゲスト・中国のゲストの今後の見通しについて。

 

など、参加者様からたくさんの質問が飛び交いました。

 

民泊事業が成功する多くの秘訣や今後の見通しを学ぶことができ、しっかりと情報がアップデートすることができました。

「これから民泊を始めてみたい!!」と思った方も多いのではないでしょうか。

 


塾長の原田哲也

 

  塾長 原田の感想 

 

 

 

 

各地でオーバーツーリズムが叫ばれ、人がいないことが最大のネックとなってきた観光業界において、今後マッシブ札幌さんが運営する無人ホテルは、その社会問題を解決できる可能性がありますね。

 

川村さんもフロント無人型宿泊施設運営は、アパートやマンション賃料と比較し2倍から6倍の売上を見込むことが可能だと言っていました。

 

マッシブ札幌さんの手数料が売上に対する成功報酬型であるため、「儲からない案件をいかに避けるか」勝負だと言っていた川村さん。

 

そのポイントは宿泊単価とLOS(滞在日数)だそうで、これによって高稼働でも儲からないことも低稼働で大儲けすることもあるそうです。

 

民泊の成功の要因として用途地域・エリア・規模・設備・築年数・現地の状況・初期費用等様々なポイントをお話してくれました。

 

賃貸物件の一部を民泊として運用することは、可能性としてはアリでは?

と思うセミナーでしたね。

 

早速、行動力のあるオーナーは、民泊の可能性を探っているのではないでしょうか。

 


【お役立ちセミナー】講師紹介

式会社リクルート 式会社リクルート

松本 龍二氏(Matsumoto Ryuji 

  

株式会社リクルート 

販促領域プロダクトマネジメント室(住まい)

新規プロダクトメネジメントグループ 

 

○ SUUMO賃貸経営サポート

https://www.suumo-onr.jp/


入居率UPの鍵は大家会にあり?

「普通の賃貸オーナー」VS「大家会の賃貸オーナー」

 

お役立ちセミナー講師 松本 龍二 氏
お役立ちセミナー講師 松本 龍二 氏



お役立ち 講師資料
お役立ちセミナー 講師資料


お役立ちセミナー 講師資料
お役立ちセミナー 講師資料


お役立ちセミナー 講師資料
お役立ちセミナー 講師資料


 

毎年北海道大家塾にご登壇いただき、膨大なデータ調査結果を公表してくださる株式会社リクルートの松本龍二さんは、冒頭で「入居率UPの鍵は大家会にあります」と断言し、2023年2月に大家会および大家会に準じた活動を行っている26団体に参加している賃貸オーナー1,022人にインターネットで行った調査の集大成を、公表してくださいました。

 

39名の北海道大家塾の会員様がアンケートの回答にご協力いただき、その調査結果との比較も大変興味深い内容でした。

 

 

前半は

・属性(保有物件・性別・年代・始めたきっかけ・経験年数など)の違い

・マーケティング(情報収集や募集活動など)の意識・行動の違い

・募集活動(広告料・取引先不動産会社の対応)の違い

 

などの普通の賃貸オーナー大家塾の賃貸オーナーの違いについて

 

 

後半は大家会は入居率UPの鍵になるか?について

①大家会参加の目的と効果

②セミナー・勉強会参加状況

③リフォームは誰が行っている?

④入居率の高い・低い大家会のオーナー

⑤入居率の差はどこにあるのか?

 

の5つの項目についてお話いただきました。

 

 

最後に、家賃相場や設備の装着状況などを調べることができるマーケティングツール

SUUMO賃貸経営サポートECHOES空室募集診断のご紹介がありました。

 

ECHOES空室募集診断は、業者間サイトにどのように掲載されているのか、品質はどうかを無料で調べて報告してもらえるサービスです。

 

物件の古い情報が出てしまうことをコントロールできるのは管理会社だけなので、しっかりと伝え、定期的にチェックすることが重要で、広告内容がしっかりしていれば2週間で入居者が決まるケースもあるそうです。

 

無料ですので、ご興味のある方はぜひ一度診断を受けてみてください。

 

SUUMO賃貸経営サポート

https://www.suumo-onr.jp/

 

ECHOES空室募集診断

https://tebanasu.net/echoes2/soudankai_first

 

 

興味深いデータをたくさん見ることができ、入居率の高いオーナーを目指すためのモチベーションが上がるセミナーでした。



塾長の原田哲也

 

  塾長 原田の感想 

 

    

 

 

今回は北海道大家塾に属するメンバーのアンケート調査にも触れていただき、大変興味深い内容でした。

 

通常の大家さんの保有戸数は5.4戸に対し、北海道大家塾のメンバーの平均は57.7戸となっていて規模が大きい方が多いこと、普通の大家さんの平均入居率が86~88%のところ、何らかの大家会に入っている人は

93%の入居率であること等、やはり勉強している大家さんは入居率や戸数が多いことが明らかになりました。

 

まだまだ興味深い内容がありましたが、北海道大家塾をはじめとした大家会が大家業の経営安定化には非常に重要であると、今回のセミナーを聞いて確信できました!

 


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開催が決まり次第優先的にご案内します。

 

 

 


開催記録

 

●日 時:2024年3月30(土) 13:30-18:00

 

●参加人数: 154名(会場参加:73名、WEB参加:81名)

 

参加者男女比
年齢の割合

会員限定懇親会の様子(会場 ホテルポールスター札幌)

懇親会の様子
懇親会の様子

たくさんの参加者の声を頂きました!!ありがとうございます。

☆たくさんのアンケートから一部のみ掲載させて頂きました☆


●今回の北海道大家塾へのご感想をお聞かせください。

久しぶりに参加させて頂いたが、いろいろ刺激を受けた。

賃貸業はなまけていてもそこそこできてしまうので気づけば世の中に置いていかれてしまう。

このような場(大家塾)はなまけがちな自分にとてもありがたい場だと改めて思った。

 

札幌市 S・S 様


●今回の北海道大家塾へのご感想をお聞かせください。

民泊に関しては全く知識がなかったので、大変興味深く拝聴させて頂きました。

リクルート松本さんのお話やデータで、現在の自分の立ち位置を再確認できたり足りない部分を補って前進していくためにのヒントをいただけました。毎回充実した内容のセミナーに大変感謝しております。

 

札幌市 W・I 様


●今回の北海道大家塾へのご感想をお聞かせください。

空室が発生した時だけでなく常に情報収集する大切さを知りました。

 

札幌市 T・Y 様


●今回の北海道大家塾へのご感想をお聞かせください。

民泊のお話は時を忘れる程学びになりました。エビデンスに元付いた数字は説得力がありました。

何事にもお金と時間と努力をして成功を目指すのだなと思いました。

 

上川郡 K・K 様


●今回の北海道大家塾へのご感想をお聞かせください。

本日もとても勉強になりました。物件掲載は改めて見直ししたいと感じました。

 

札幌市 K・K 様


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