11月の北海道大家塾が取り上げるテーマは2つです。
第一部は愛する地元の当別町を盛り上げたいとの大きな志から始まった
「本物のエコアパート」プロジェクト。
ペレットストーブ+菜園+道産材+etc こんなアパート見たことありません。
第二部は「空室対策はお金よりアイデアです!」を出版した、
注目の名古屋の空室対策ナビゲーター傍島啓介氏を迎えて、
6000件以上の退去立会いでわかった「効果的な空室対策」をお話して頂けます。
北海道大家塾 塾長
原田哲也
第1部 当別町でエコアパート経営。
地域活性化とオーナー業
このエコアパートが完成したのが2014年10月です。
当時私が皆さんに見学会のお知らせを致しましたので
その時のことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その時の文章がこうです。
大澤さんですが、地元当別を盛り上げて行きたいという地元愛で、
「ここにしかない」アパートを建築しています。
そのアパートとは北海道初のエコアパートです。
エコアパートって言葉は簡単ですが、
繰り返しますがこの物件は「本物のエコアパート」なんです。
私も大澤さんに企画段階から何度かご相談にのらせて頂きましたが、
あの豪雪地帯の当別町で、新築のアパート建築は正直無謀に思えました。
しかし、建築の動機が「当別を盛り上げたい」という心意気。
であれば、「エコ生活」を満喫したい、
都市部のエコ意識の高い入居者を呼び寄せられるものを考えてはと、
そんなお話をしました。
そんなレベルの高い入居者こそ、当別に是非引っ越してもらいたい人です。
そして、出来上がった建物が今回のエコアパート「かたくりの里とうべつ」なのです。
その特徴は、他の追随を許さない内容です。
1,北海道産の無垢の木だけを使用した木造アパート
2,道産木材繊維の断熱材を200ミリ充填した高断熱仕様
3,自然素材で仕上げる内外装仕上げ
4,木造ペレットのストーブで暖房します
5,専用菜園とつながる土間空間で暮らしを満喫できる
6,過敏体質の住人にも配慮した住環境
北海道を代表する本物のエコアパートだとおもいます。
大澤さんから「是非会員のみなさまにもお知らせ下さい」とのオファーがありこうして皆様に告知させていただきます。
アパート経営者として利回りも大切ですが、「自然にやさしい生活のスタイル」
「自然素材に囲まれ土を身近に感じる暮らし方」という切り口が
札幌エリアの子育て世代に共感して頂けるか、
そして当別への住み替えの決意を引き出せるかどうかチャレンジです。
既に道新をはじめ多くのマスコミに取り上げられ、当別の活性化に向けて進んでいるようです。
このエコアパートの完成から一年がたち、ようやく大澤さんに
エコアパートプロジェクトの全容に付いてお話して頂ける事になりました。
当時の見学会で私原田が取材した動画です。
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第一部ではエコアパートオーナーの大澤俊信さんと、エコアパートの設計者である西條さんにお話していただけます。
「エコロジカルな環境建築を北海道スタイルで」エコ空間デザイナー西條正幸氏
エコロジカルな建築とは地球の自然環境に配慮し、人の生活環境にも負荷をかけない建築です。
そのためには、原料調達・製造・流通・使用・廃棄・再生再利用に至る過程で環境負荷をかけない材料を選ぶことが重要です。
国内外の環境建築の実例紹介を交え、北海道内のエコロジカルな建築材料を活用した建築についてお話します。
当別エコAPオーナー大澤俊信氏
・『札幌周辺エリアでのエコアパートの可能性とは』
・サラリーマン時代の既存アパートの改装事例
・健康志向を目指した日曜大工的リフォームは共感を呼ぶ
・自社HPの作成と運用
・何故、石狩当別で「エコアパート」なのか
・「エコアパート」の仕様と詳細
・ペレットストーブの可能性
・アパート経営と地域コミュニティーは車の両輪
第1部講師のご紹介
大澤俊信オーナー
当別エコアパート
【かたくりの里-菜園付きエコアパート「空」】オーナー
1955年生まれ 。
1975年、当別町に北海道医療大学が開校したことが契機となり両親が学生向けアパート業に取り組む。
1995年までに4棟(1LDK-24室 変形2LDK-8室)を建設するが、2008年には空室率は5割を超えていた。
サラリーマン生活をしながら、1棟1LDK-8室を内階段でつなぎメゾネットタイプ(2LDK)へ改装するなどして、学生向けから世帯向けへの転換を試みる。
加えて自ら壁の漆喰塗にチャレンジして、健康志向を配慮した改装を実践し空室率改善に着手。
2013年に築38年経過したアパートを解体し跡地利用として「菜園付ペレットストーブ付エコアパート」建築を目指し、退職。
大澤産業株式会社を継承し、現在「当別町木質バイオマス産業創造」にチャレンジ中。
エコ空間デザイナー西條 正幸 氏
北海道伊達市出身 「エコ空間デザイナー」
地球環境と人の健康に負荷をかけない建築デザインをコンセプトに北海道の自然素材にこだわった新築住宅、リフォーム専門の建築デザイン事務所(有)ビオプラス西條デザイン代表取締役。
環境NPO(非法人) エコビレッジ実行委員会 代表を勤め、持続可能な暮らしとまちづくりをライフワークとする。
有機的で美しい家庭菜園づくりの実践と研究をテーマにオーガニック菜園のデザインも手がける 。
2010年4月から1年間、北海道新聞朝刊に「農を楽しむ」西條さんの菜園便り・を連載。
2011年、エコスタイルで暮らす「やさしい自然派住
宅」を北海道新聞社より出版。
第2部
「空室対策はお金よりアイデアです」
傍島啓介さんは私と同じく日本不動産コミュニティーの不動産実務検定の講師仲間ですが、実は凄腕の退去立会いで有名です。
その数6000件。
毎日1件の立会を行ったとしても16年もかかる件数なのです。
元々ハウスクリーニングの営業にと始めた賃貸住宅の退去立会いは、
わかりやすく揉めないと定評がありました。
そんな傍島さんが書籍を出版しました。
リフォームを生業としていながら、彼がいうのは
「リフォームは空室対策の50%」という事です。
きっとたくさんの物件の退去立会いを行ない、「こんなやり方で良いの?」という、多くの物件に出会いながらも、管理会社さん経由の依頼でオーナーに直接アドバイスできないという事もあったのではないでしょうか?
そんな彼がこの本を出版したことは
本当に勇気がある行動です。
・泣いている大家さんと笑っている大家さんの差は「知識の差」
・四方良しの部屋つくりとは?
・やってはイケナイ負のスパイラルとは?
・空室をなくすために必要な「退去立会い」の意義とは?
・賃貸住宅での工事の目的
・原状回復工事業者の選定方法
・安価で効果の高い「プチリノベーション」の方法
・満室を導く4つの要素
・空室でお困りの大家さんの特徴
・満室経営のための「おもてなしのお部屋作り」とは?
第2部講師のご紹介:傍島啓介さん
有限会社ジェイアンドエム 代表取締役。
有限会社SSKコーポレーション 代表取締役。
(一財)日本不動産コニュニティー名古屋第二支部一宮SG
新米大家の会管理人。
【保有資格】
J-REC公認不動産コンサルタント。
損害保険募集員資格。敷金保証金診断士
【経歴】
高校卒業後、上海の華東師範大学に留学。帰国後フリーター生活から清掃業で独立、有限会社ジェイアンドエムを設立。
元々ハウスクリーニングの営業にと始めた賃貸住宅の退去立会いがわかり易く揉めないとして定評がある。
原状回復工事だけでは物件力がつけれないと空室対策リノベーションを手がけるが
それも片手落ちと考え、空室対策ナビゲーターとして客付け支援などのコンサルティングも手がけている。
賃貸住宅フェア2014in名古屋での講演は
「わかりやすく、すぐに実践できる空室対策」と好評で
人気セミナーランキングBEST2位に選ばれた。
【Facebook「そばっち」で検索】
【ホームページ:http://kuusituidea.com/】
日時と会場
日時 2015年11月07日(土)
14:30-18:30
※開始時間ギリギリは大変混雑が予想されます。
少しお時間に余裕を持ってお越しくださいね。
○会場 札幌ビジネススペースカンファレンスルーム 2A
札幌市中央区北5条西6丁目1-23 第二北海道通信ビル2階
○定員:60人→80人 ※会場大きくしました。(懇親会は締めきりました)
◯料金
◯懇親会参加費用:4000円(お近くの居酒屋で)